虫歯や歯周病にならなければ、歯並びが悪くても歯が黄ばんでいても生きていくうえでは問題ないと思われるかもしれません。
しかし、中には歯並びが悪い、歯が黄ばんでいるということがコンプレックスで、人前で思いっきり口を開けて笑ったり話したりすることができないといった方も多くいらっしゃいます。
審美歯科は、そういった方の口腔付近の機能の回復と改善をさせることによって、コンプレックスを取り除くだけでなく、自信を取り戻すきっかけにもなる歯科医療です。

一般歯科は、虫歯や歯周病といった治療を行い、物が食べられるようにするなどの機能面を治療することに対し、審美歯科は、一般歯科治療を土台に、自然な美しさに見えることを目的としています。
しかし、審美治療は、一部保険適用になる治療もありますが、ほとんどの治療が保険適用外となりますので、保険適用治療よりも若干高くなってしまいます。
高額にはなりますが、保険適用内では使用できない薬剤や機材が使える以外に、保険で治療するよりも、見た目がきれいに見える素材を使った治療を行うことができます。
魅力的な審美治療ですが高額となるため、ご自身の治療計画・費用を確認し、無理のない範囲で治療を行うようにしましょう。

保険と自費の違いは費用の違いにあります。保険適用の治療は3割負担で済みますが、自費治療は、全額負担となります。また、保険内でできる治療に制限があり、場合によってはベストな治療が受けられないことがあります。
一方、自費治療は、費用を全額患者さまが負担することになりますが、保険適用治療とは違い、治療にかける時間、治療内容、治療に使われる材料に制限がありません。最新の治療法、高性能な材料を使い、時間をかけて丁寧に治療を受けることができます。